はんのこぶろぐ

はんのこしょんぼりがマイペースに日々のあれこれを語るんだと思います

好みのキャラの話

好きなキャラクター、と問われてすすっと出てくるのは以下の三人です。

アイビス=ダグラス(スーパーロボット大戦シリーズ)

五十音順です。この中で一番は決められません。ええ。

で、こうして並べてみると、年齢はバラバラ、性格もバラバラ、イメージカラーも多分バラバラと、ぱっと見た時に共通点が見当たりません。
が、ぱっと見ではなくバッググラウンド的な部分で見つかりました。


1.みんな不幸(そう)な要素を持っている。
2.いろいろ乗り越えて大きな成長を遂げる。


宇宙船のパイロット(広義)。
片思いの相手を病気で亡くす。そんな片思い相手の夢のプロジェクトのために、なんかすごい飛行にチャレンジしたら壮絶に事故って大破。重症を負い、回復するも逃げ出して鬱になる。ついて来てくれた相方とモグリの運び屋をやっているところから物語が始まる。
ストーリーで周りにうじうじ文句ばっかり言ったり、主人公なのに戦力外通告を受けたり、カツコバヤシより能力値が低かったりとゲーム内での初期の扱いが散々。

が、謎の少女イルイとの出会いを経て、過去を乗り越え、なんかすごい飛行を成功させ、最高の笑顔と、勝気で一本気な元の性格を取り戻す。ついでに能力値も大幅アップ。でもって世界を救って夢のプロジェクトも遂行する。

・千早
アイドル候補生→アイドル
弟を事故で亡くす。それが原因で両親が不仲になる。本や食器は投げつけるもの。
Cランクだかで両親が離婚。2の場合はスタート時点でもう離婚している。
歌だけが自分の存在理由、と歌だけに邁進する。アイドルらしいイベント仕事や営業は嫌い。私の歌を高めることだけを考えて、とばかりにプロデューサーに対しても他キャラと比べ高圧的。

プロデューサーとアイドル活動を続けるなかで、自分にとっての歌、自分にとってのアイドル、自分にとってのプロデューサー、それぞれと向き合う。アニメでは過去とも向き合った。
乗り越えた先にて、「アイドル如月千早として、何を想って歌を歌うのか」、その答えを得る。尖った性格もとても丸くなる。
プロデューサーへの依存度が高い。

・三船さん
一般人→アイドル
初対面でまず暗い。怒ってるのではないと自分で言い繕わないといけないほどの無表情。人付き合いが苦手。三点リーダ(…←これ)の多さで物静かさと、喋りの抑揚の無さが表現される。自分の行動に自信が持てない。N特訓前の話。
総合して、「第一印象は暗い大人」という評価がされやすい。
人付き合い苦手なのは過去引っ越しが多かったせいか。友達も少なかった?
ずーっと大事にしていたゴールデンレトリバーを亡くしている。時々思い出してしんみりしている。

プロデューサーに支えられ、アイドル活動を続けることで自分の中に無かった「自信」を身に付けていく。
自分を卑下しやすいのはなかなか直らないが、恥ずかしい衣装を来たり他のアイドル仲間と仲良くやってる内に、アイプロ鎌倉あじさい巡りの頃には笑顔の多い優しい女性となった。三点リーダも、幸せを噛み締めたり、時間を惜しんだり、そんな感情が含まれるようになった……気がする。
千早と同じくプロデューサーへの依存度が高い。


こんな感じで。
差異あれど、何かを乗り越えて成長して、性格が変わる(前向きな性格に大きく傾く)ってなところが重要なんでしょうか。

キャラクターの心情の変化は、物語の中核ともなり得て、そのキャラクターそのものの深みも増す大きな要因です。
マイナスからプラスへ大きく振り切る、そんな彼女たちの成長に俺は惹かれている模様であります。

ぐだ語りでした。みんなも好きなキャラのことでぐだぐだ好きなように語ってみるといいと思うな!